「幸せな男女は許せない」 小田急線刺傷の男、初公判で検察指摘

2021年8月、小田急線内で乗客を刃物で刺したとして殺人未遂の罪に問われた津島祐介被告(37)の裁判員裁判初公判が27日、東京地裁(中尾善久)で開かれた。トライアル)。 長さ)。 対馬被告は容疑を認めており、弁護側は殺意の程度を一部争う方針を示している。 検察側は冒頭陳述で、被告は常に「男友達から見下され、女性から疎まれている」と感じていたと述べた。 彼は、男女の幸せをもう我慢できず、幸せなカップルや男性に賞賛されるいわゆる「勝ち組」の女性を殺したいと語った。 事件当日、東京・新宿区のスーパーで万引きしようとしていたところを従業員が発見し、従業員の殺害を計画した。 終業時間が近づくと、彼は計画を変更し、「列車内で乗客を無差別に殺害することに決めた」。 事実関係には争いがなく、問題は量刑である。 弁護側は「乗客を殺そうという強い殺意はなく、『死んでも死んでも構わない』という程度だった」と主張した。起訴状によると、8月午後8時半ごろ。 2013年6日、小田急線登戸-祖師ヶ谷大蔵間で、乗客の20代女性の胸や背中を包丁で数回刺した。 殺害しようとしたほか、他の乗客2人も殺意を持って切りつけた疑いがある。 乗客らは全治3カ月から1週間かかる負傷を負った。 事件当日にはコンビニで万引きするなどの窃盗容疑でも起訴された。 2013年10月に始まった京王線乗客暴行事件の公判が今月26日、東京地裁立川支部で開かれ、検察側は未遂罪に問われた服部京太被告(26)の冒頭陳述で、小田急線事件に関与した殺人罪など。 犯行のきっかけになったと指摘されている。