「日本最古」バッティングセンター58年の歴史 刻まれた思い出

■58年の歴史に刻まれた記憶 数々の人生模様を見てきた東京のバッティングセンター。 3日後の30日、40年ぶりに訪れた男性ら駆け込みゲストに惜しまれながら58年の幕を閉じる。 1965年豊島区大塚駅前で創業。 1階がパチンコ店、2階がバッティングセンターとなっているアミューズメント施設です。 当時のプロ野球は王・長嶋選手のON砲の活躍で巨人が日本一でした。 昭和レトロな雰囲気を残す施設は、野球ブームとともに「日本最古のバッティングセンター」として愛され続けています。 後継者不足のため今月末で閉店することになりました。 お客さん(32歳):「(閉店が)一番ショックでした。もう20年以上前になります。小学生の頃から来ています。」 幼い頃の記憶が鮮明に蘇る。 20年前から通っている32歳さん「友達と遊びに来たときや、初めて父親に連れて行ってもらったときなど、思い出が詰まった場所なので懐かしいです」それ。” 授業を行っている教室。 打撃教室コーチ「貴重な練習の場だったのに、今回は残念です…」 中学2年生。 小学3年生から野球を始め、5年生から習い事に通い、中学生になった今でもよく遊びに行っています。 2年生:「試合で打てるようになってくれてありがとう。」 ■バッティングで深まった家族「58年の絆」 家族の絆が深まることもある。 1年前から小学4年生の息子を連れてきた母親は、自分のことに夢中になっている。 母親:「子どもに同じことができてうれしいです。夫が高校生のときにこの学校に通っていたので、閉校になって残念です。たくさんの思い出をありがとう。」85キロボールを華麗に打ち出す小学2年生の女の子。 彼女の父親は、彼女の 3 人の子供たちがここで成長するのを見守ってきました。 父:「息子も娘もここでバッティングセンターデビューしました。」 数年前はバットを打つのが怖かった娘も、今ではすっかり強くなりました。 父「私もこのバッティングセンターが初めての打席でした。