西武対日本ハム 7回表 日本ハム無死一塁、万波が左越え2ラン本塁打(撮影・山崎康晃)

◇27日◇沖縄セルラー那覇 日本ハム仲正万波外野手(23)が決勝でキャリアハイとなる14号2ランを放った。 沖縄セルラー那覇で行われた西武戦の7回無死一塁。 沖縄出身で初凱旋を狙う西武・平良が左翼防球ネット最上部に特大逆転弾を突き刺した。 チーム70試合目だが、昨季マークした今季最多の14本塁打に軽く到達した。 進化が止まらない「満州」の活躍でチームは連敗を2で止め、沖縄では5年ぶりの優勝を果たした。 ◇ ◇ 打った瞬間は自信を持って走れた。 1点を追う7回無死一塁。 万波選手は「芯だった」と話したが、すぐに一塁に駆け寄り打球の行方を確認した。 「ボールが完璧に飛んだので少し驚きました」と彼は言った。 左翼防球ネット上部に直撃する決勝14号2ラン。 「最高の結果だった」と最後はペースを落としてダイヤモンドを1周した。 「ゲスコンピューター」で優勝し、キャリアハイに並んだ。 決勝打の場面では新庄監督は「送りバントを出そうと思った」と話した。 次打者・加藤剛の平良のタイミングが良かったと見て、2球目から犠打を決めようとしていたが、万波は初球のスライダーをジャストミート。 指揮官も「とりあえず一球打ってみたら『当たった』という感じだった」と驚いたが、新庄監督が仕掛けた「5回目の百万波」の音に刺激を受けた。 。 久しぶりに4番を外された万波は「本当に悔しい」と話した。 決して格下げではありません。 指揮官も「オールスターのクリーンアップが終わるまで、どちらでいくか迷っている感じ。競争も含めて」と話していたが、万場は燃えていた。 万波:今までは何も考えていなかったんですけど、4番をもらったので、次は違う打順で…やっぱり4番を打ちたいというので、僕は4番を打ちました。もう一度そこに行けるように頑張りたいと思いました。 万波の心は熱かったが、頭は冷静だった。 「過去2打席を見て、来る球のイメージはできていたかな」。 2打席目(中飛)は直球にうまく反応できたので、次は初球に変化球が来る可能性が高いと読んで、思い切り捉えた。シングルスイング。 そんな投手との駆け引きを制することができるのが、現在絶賛進化中の「満中」だ。 キャリアハイだが、それでもホームランは14本。 「早く超えて、20歳、30歳と成長していけるように頑張りたい」。 シーズン最後に何本打つのか楽しみです(木下大輔)
源 最新のスポーツ ニュースと過去 1 時間のトップ トレンド