国連、ガーナからのブルキナ難民申請者の国外追放報道を非難

ダカール(ロイター) – 国連難民機関(UNHCR)は水曜日、隣国ブルキナファソの反乱から避難を求めている数百人の国民が国外追放されているとのガーナ国内の報道について懸念を表明した。
ブルキナファソは、マリ北部に根を張り、過去10年にわたって地域全域で勢力を掌握し、その過程で数千人が死亡、600万人以上が避難した武装勢力と戦う西アフリカ諸国の一つだ。
ブルキナファソだけでも200万人以上が家を逃れており、同国では治安悪化に対する不満が昨年2件の軍事占領に拍車をかけた。
主に女性と子どもの一部は、近年も反乱が発生しているガーナ北部に避難している。
ツイッターユーザーのアルハジ・バンバンクさんは、バスが停車する駐車場で子供を抱いて地面に座る数十人の女性の動画をオンラインで共有した。
同氏は、「ブルキナファソからのフルベス氏の送還は今日もガーナ北部のいくつかのコミュニティで続いている」と書き、これを「軍主導の演習」であり「危険な展開」であると述べた。
ロイターはビデオや追放について独自に検証できなかった。
UNHCRは水曜日、ガーナ政府に対し、暴力から逃れてきたブルキナファソに対する自国の領土へのアクセスと亡命を保証し、報告されている追放を停止するよう求めた。
同庁は声明の中で、8,000人を超えるブルキナファソ国民の保護を確保するためにガーナ当局と協力しており、国境を接するアッパーイースト地域に4,000人を収容できる受け入れセンターを設置したと付け加えた。
ガーナ政府はコメントの要請に応じなかった。
(Bate Felix によるレポート、アクラの Maxell Akalaare Adombila による追加レポート、Sofia Christensen による執筆、Aurora Ellis による編集)