国連、錆びたイエメンのタンカーから石油輸送のためボートを引き渡す

国連、錆びたイエメンのタンカーから石油輸送のためボートを引き渡す

国連は月曜日、環境大惨事を回避することを目的とした作戦で、紅海で朽ち果てたタンカーから石油を積み込む船舶を引き渡した。

引き渡し式は、首都サヌアを管理するイエメンのフーシ派当局の立会いのもと、イエメン号に改名されるノーティカ号上で行われた。

数日中に、国連が「時限爆弾」と形容する錆びついた築47年の船、FSOセーファー号からノーティカ号に114万バレルの原油を汲み出す作業が開始される予定だ。

国連所有の船は日曜日に戦争で荒廃したイエメン沖に到着した。

月曜日の式典は、2015年以来、イエメン南部の都市アデンに本拠を置く国際的に認められた政府を支援するサウジ主導の連合軍と戦ってきた国連とフーシ派との緊密な協力を浮き彫りにした。

国連は控えめなイベントを望んでいたが、フーシ派はさまざまな省庁の高官と20人以上の地元ジャーナリストを新しい船に招待した。

フーシ派高官らが見守る中、国連のイエメン常駐調整官デービッド・グレスリー氏は、フーシ派が任命したイエメン石油・ガス会社SEPOCの事務総長エドリース・アル・シャミ氏とともに引き渡し書類に署名した。

グレスリー氏は、この船の移送はイエメン紛争の全当事者の参加のもとに組織されたものであり、現在は「イエメン国民」のものであると述べた。

しかし、フーシ派当局者らは、今後はフーシ派の管理下に入ると述べた。

3月に国連が購入したノーティカ号は、セーファー号よりも小さく、きれいで錆びていない赤と青の船体を備えている。

今週末までに揚水が開始できるよう、セーファー号と並んで係留される予定だ。

rcb/ho/hc

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