大関を捕まえた豊昇龍は「勝ちたかった」朝青龍おじさんとモンゴルでの「試合」。

大関に挑戦する名古屋場所への意気込みを語る豊昇龍(撮影・前川晋作)。
大相撲の豊橋龍(24=立浪部屋)が27日、名古屋市内で行われた力士会後、報道陣の取材に応じた。 直近2場所で合計21勝を挙げており、名古屋場所(7月9日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で大関に挑戦する。 「やる前から『すごいな』『そこまでしていいのか』って思ってました」と言う。負けず嫌いな性格の24歳。同じく大関に挑戦する関脇大栄翔(29=追手風部屋)や若元春(29=荒潮部屋)に対して「先に負けられない」とライバル関係を築くが、大関獲りの鍵は「負けないこと」と語る。 「意識すると体が硬くなってしまうので、できるだけ普段通りに過ごしたい」と平常心で臨むことを誓った。 4年半ぶりのモンゴル 故郷の星空に癒され、バギー(全地形万能車)での山登りでリフレッシュ、叔父の元横綱と相撲の練習もした朝青龍(42)「彼の強さには驚いた。 40歳を超えているのに、こんな強さがあったんですね(笑)。 「さすが横綱だなと思いました」と笑顔を見せた一方で、「子供の頃から憧れていたので、同じ場所(番付)には行けないかもしれないけど、彼に近づきたいです。」