UAEは2022年に過去最高となる230億ドルの海外投資を誘致 – 国連報告書
ドバイ(ロイター) – アラブ首長国連邦への海外直接投資(FDI)流入が2022年に前年比10%増加し、過去最高の230億ドルとなったと国連貿易機関は水曜日の報告書で発表した。
国連貿易開発会議(UNCTAD)の2023年世界投資報告書によると、世界的にFDIは同年12%減少した。
UNCTADによると、アラブ世界で第2位の経済大国であるUAEは、6カ国からなる湾岸協力会議(GCC)ブロックにFDI総額の約60%を呼び込み、その額は2倍以上の370億ドルとなった。
地域最大の経済国で世界最大の原油輸出国である隣国サウジアラビアへのFDI流入は、2022年にはほぼ60%減の79億ドルとなった。
収入の大部分を炭化水素に依存している湾岸諸国はいずれも、経済と収入源を多様化し、海外投資を呼び込む計画を進めている。
UAEはこのプロセスにおいて最も進んでおり、金融サービス、貿易、観光などの分野を発展させ、社会改革やビジネス改革を実施している。
今週初め、近隣諸国との経済競争の激化に対抗するため、世界戦略と国内戦略の両方を策定するための新たな連邦投資省の設立を発表した。
UNCTADの報告書はまた、UAEが昨年、世界で4番目に多い数のグリーンフィールドプロジェクトを誘致したと述べた。
UAEは投資源でもあり、昨年の対外投資は前年比10%増の250億ドルとなった。
(Rachna Uppal によるレポート、David Holmes による編集)